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Hitachi

Hitachi Industrial Technology (Thailand), ltd. 様 創立30周年
記念誌制作

企業情報
日立インダストリアルテクノロジー(タイランド)は、1989年に日立製作所産業機器グループのモーター部門が独立し、バンコク郊外のサムットプラカーンに設立されました。
1996年にはプラチンブリ県カビンブリに移転して、2019年に創立30周年を迎えられました。
コンセプト(スローガン)
創立30周年の歩み
製品・サービス
周年記念誌制作 
実施スケジュール

準備期間:1年

  • 編集方針の設定
  • 歴史資料写真の収集

制作期間:2年

  • 取材執筆撮影編集制作
  • 配本

※上記のスケジュールはおおよその期間です。
※コロナ禍の影響により、現地とのやりとり等で通常よりも制作期間がかかっております。

実施企業コメント

Q.周年事業に対する思いやこだわりは?
A.会社創立30周年を祝うため、いつまでも後に残るもの、またナショナルスタッフと共に喜べるものをと考え、記念パーティー、記念植樹(100本のタイ桜を植樹)を実施し、記念VTR、そして周年誌を制作することとしました。
Q.周年事業を実施するにあたり課題や困りごとはありましたか?また、周年事業の担当者として苦労したことはありましたか?
A.古い情報を集める際、ネガフィルムの時代のため、特に会社設立時のスタッフの写真が残念ながら少なかったこと。また、年表を作るにあたっては、30年分の月報を全て引っ張り出し、その月の出来事などを確認したこと。
Q.今回の手法(周年誌)に決めた理由は何ですか?
A.過去には15周年誌、25周年誌と制作して参りました。いつまでも手元に置いて何度も見返すような歴史の詰まった立派な周年誌を作りたいとの思いです。そのために、タイ人ナショナルスタッフも読めるよう日本語とタイ語併記にしていただきました。
Q.当社にご依頼いただいた理由は何ですか?
A.周年誌の制作を決める前に会社紹介映像を制作いただきました。その映像の完成度にほれ込み、周年誌についてもより完成度の高いものができあがるという確信のもと依頼させていただきました。
Q.実施してみて反響や効果、変化など実感できたものはありますか?
A.日本人、タイ人の多くのスタッフ、元社員の方々から感謝の言葉をいただき、またたくさんの当時の思い出話、苦労話を聞かせていただきました。年表や写真を眺めて、忘れていた多くの思い出が去来したようです。そのような先輩方の喜ぶ姿に接して今回の周年誌を制作してよかったと、心から思いました。

創立30周年記念誌

タイ現地の社員と日本からの赴任者の両方に喜んでいただける内容をめざしました
タイ語と日本語の両方を併記しています

“創立30周年記念誌

“企業”としての歩みを伝える

point1

歴代の経営幹部による座談会を実施

記念誌の企画として「座談会」をご提案し、歴代の経営幹部の皆さまに参加いただきました。
当時の思い出を振り返りながら、1996年の移転の背景や今後の発展についてなどざっくばらんに語っていただきました。

point2

日立のルーツと創業の精神を共有

「私たちのルーツ」と題し、親会社である日立製作所のルーツと創業の精神について見開きページでご紹介しました。
現地の社員の方々にも、先代から受け継がれてきたDNAと今日までの歩みを知っていただくことで、自社のさらなる理解へつながると考えました。

30年分の“思い出”を共有する

point3

「写真はあせても、思い出はよみがえる」

読まれた方の誰もが当時のことを思い出していただけるよう、あえて年季の入った写真も含め掲載しました。
なるべく多くの社員が写っている写真を掲載し、振り返りながら楽しんで読んでいただける内容をめざしました。

現地の社員も含め、会社の発展に貢献されてきた方々からの寄稿や出来事をまとめた年表も掲載しました。

会社としての“財産”を残す

point4

次の世代へ受け継ぐ歴史資料

次世代まで残していきたい情報資産(売上高や従業員数、製品について)をまとめて掲載しました。
今後の周年記念行事でも活用いただけるよう情報を整理しました。

(参考)会社紹介映像

創立30周年記念の節目に、会社紹介映像を制作しました。
約8分間の動画の中で、会社の歴史を凝縮して伝えられるよう年代ごとに歩みをまとめたり、実際の製造現場を撮影したりと構成や見せ方を工夫しました。