制作期間:1年6か月
※上記のスケジュールはおおよその期間です。
過去に制作された「75年史」以降の25年間の歴史を中心に写真と文章でまとめ、創立からの75年もダイジェストで掲載することで、創立100周年の節目として記念誌を制作しました。
過去の歩みだけでなく次の時代へ繋ぐために「笠戸のいま」も掲載。また当時の出来事や思いをつづったコラムを掲載するなど読み進めていただける内容をめざしました。
制作期間中はコロナ禍でしたが、定期的なオンラインでのコミュニケーションにより、ご要望を確認しながらすすめたことでスケジュールに遅れることなくまとめました。
創立100周年目の「笠戸のいま」として、巻頭と巻末で連動した企画ページを制作しました。
巻頭の口絵では、工場の様子などを残すために、100年目としての情景を掲載しました。対して巻末では、人にフォーカスし、「次の時代を担う主役たち」として全部門・全社員の写真を掲載しました。
撮影に際しては、対象外の写り込みがないことなど工場内の撮影ルールに従いながら細心の注意を払い実施しました。また、新型コロナウイルス感染防止対策として密集を避ける必要がありましたので、撮影スケジュールを工夫することで対応し完成させました。
各章の合間には、個別記事として編集したコラムページを設けてメリハリのある構成に仕上げました。
また、創立からの75年までを紹介したダイジェストページでは、当時の状況をより深く伝えるためのミニコラム(歴代の皆さまからの寄稿を掲載したひとくちメモ)を掲載し、興味をもって読み進めていただけるようにしました。
コラム
ミニコラム
欧州などの製造工場のマザー工場(モデルとなる工場)として重要な役割を担っている笠戸事業所。
記念誌のデザインもグローバル感やハイテク感が伝わるようにしました。
表紙は、古い鉄道や装置の図面を背景に現在の先端技術の装置や鉄道の写真を重ね、過去から現在、未来へと続いていくようなデザインにしました。