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他社の周年事業の実態を知ろう!
Webアンケート調査コラム

本アンケート調査について

調査会社を通して、当社が独自に行ったインターネット調査。各社の周年事業に関する実態を把握することを目的とする。

  • ※周年事業とは、創業や設立から数えて10周年、50周年などの節目に、企業や組織の歴史を祝う記念行事のこと。
  • 調査対象:従業員規模50名以上の企業に勤めている、周年事業の主催者側および参加者側の方
  • 調査期間:2024年8月2日(金)〜8月7日(水)
  • 調査手法:インターネット調査(2024年8月時点/当社調べ/N=1,000(周年事業の主催者:800、周年事業への参加者:200))

本コラムは、当社周年の専門スタッフのアキラが、周年事業に興味関心をもっている企業の担当者に説明するセミナー形式で進めていきます。

皆さんこんにちは。当社が独自に行ったインターネット調査の結果をもとに、全5回(番外編を含む)にわたって各社の“周年事業の実態”についてご紹介していきます。
第4回は周年事業の担当者(主催者)に“どのようなお困りごとがあるのか、またどのようなサポートを求めているのか”を聞いてみましたので、その話をいたします。これらのことを知っておくことは、皆さんが周年事業の担当者になった際に役に立つと思いますよ。
当社 周年の専門スタッフ アキラ
はい、分かりました!
4回目のセミナーもよろしくお願いします(一同)
周年事業に興味をもっている企業の担当者

はい。早いもので、本セミナーも今回を含めて残り2回となりました。
丁寧に進めていきますので最後までお付き合いください。
では、はじめますね。

Q. 周年担当者(主催者)ならではのお困りごとはありますか(ありましたか)。(当てはまるものすべて)

A.

結果は次の通り

  • もっとも多かったのは
    52.5%の「日常業務と周年事業を並行して推進するのが大変」
  • 次いで
    34.3%の「予算感の想定が難しく、予算取りに苦労」
    23.9%の「初めて周年事業に携わったので、進め方が分からない」
周年担当者としてのお困りごとは「日常業務と周年事業を並行して推進するのが大変」が過半数を超え、一番多いのですね!たしかに日常の業務に加えて、周年事業の準備をするのは大変ですよね。大丈夫かな?
総合商社の担当者 ヨーコ
もう少しみていきましょう。次に高い数値は「予算感の想定が難しく、予算取りに苦労」で34.3%。さらに「初めて周年事業に関わったので、進め方が分からない」で23.9%でした。
普段の業務とは違うことに取りかかるわけですから、分からなくて当然です。
本セミナーで実態を知り、課題や対応について学ぶことで不安を減らしていただければ幸いです。
ありがとうございます。
しっかり学んで不安を解消し、自信をもって取り組めるようにしていきたいと思います。
そう言っていただけてうれしいです。
ちなみに、過去に周年事業を実施したことのある人(過去実施者)と今後実施する予定の人(今後実施者)に分けた場合もアンケートをとってみました。
結果は下記のグラフの通り、お困りごとの傾向は同様でした。
目につくのは、今後実施者の「予算感の想定が難しく、予算取りに苦労」が40%を超えている点です。担当するのが初めてなので費用の見当がつかない、実施するが規模や内容について具体的に決まっていないので費用が出せない、などで困っているのではないかと推測します。

周年担当者ならではのお困りごと(対象者別)

主な困りごとにどのようなものがあるのか分かりましたが、どう対応しているのかしら?
ヨーコさん、答えは簡単だよ。分からないことは、プロに聞く。
きっと外部サポートを利用したいと思っているのではないかな。私の予想では、周年事業の実施にあたって外部サポートを求めている割合は7割を超えるのでは。
アキラさんどうでしょうか?
医療・福祉関連企業の担当者 マナブ

Q. 周年事業の実施にあたって、外部のサポートが必要だと思いますか。

A.

結果は次の通り

  • 75.8%が、“はい”
  • 24.2%が、“いいえ”
マナブさん、進行していただきありがとうございます。
お見事、正解です。アンケートによると7割以上の方が外部サポートの必要性を感じているという結果でした。
自分ごととして考えたら、予想が当たりましたね。
では、具体的にどのようなサポートを求めているのでしょうか?

Q. 周年事業でどのようなサポートが欲しいですか。(当てはまるものすべて)

A.

結果は次の通り

  • もっとも多かったのは
    52.1%の「記念式典やイベントの準備」
  • 次いで
    41.1%の「記念式典やイベントの運営・開催」
    40.8%の「スケジュール管理」
    40.1%の「企画立案」

平均回答数:2.34

「記念式典やイベントの準備」が約5割と高い数値でした。これは、記念式典やイベントは周年記念の施策の中でもメインであること。また、会場の予約・開催内容の確定・告知・各コンテンツの準備など業務が多岐にわたり、時間と労力がかかるためサポートの要望が多いと考えられます。
また、「記念式典やイベントの運営・開催」「スケジュール管理」「企画立案」といったサポート内容が、多少の差はありますがそれぞれ約4割でした。
よく分かりました。小じんまりと行うイベントなら別ですが、周年記念のイベントとなると外部サポートがあった方が安心して準備を進められそうですよね。担当者の負荷も軽減できますし…
製造系企業の担当者 ナオ
そうですね。アンケート結果からも言えることですが、経験やノウハウがなくてどうしたら良いか分からないときは、どのようなサポートを受けたいのかをあらかじめ検討し、外部のサポート会社に相談するのが成功への近道かと思います。
なお、支援会社を選定するポイントについてもアンケートをとりましたので結果をみてみましょうか。

支援会社を選定するポイント(当てはまるものすべて)

支援会社の選定ポイントとしては「きめ細かなサポート」と「専門的な知識や技術」が高い数値で、50%を超える結果でした。
また、グラフでのご紹介は割愛しますが、従業員数別にみた場合、従業員規模10,000人以上では「豊富な実績」が45.9%と全体数値よりも高い結果でした。従業員数が多い会社では、周年事業の実施規模も大きくなることが予想されますので、支援会社に実績があるのか、また必要なサポートがしっかり受けられるのか気になるのだと思います。

外部サポート先を選ぶ際の参考にします!
アキラさんみたいな方がいらっしゃる会社、安心して相談できる支援会社がみつかるといいなあ。
お褒めの言葉ありがとうございます(照れる)。
熱心な皆さんに引っ張られ、普段に増して力が入りました。
これからも丁寧なサポートを意識しようと思います。

今回のセミナーはここまでです。“周年担当者ならではのお困りごとは何か、また外部サポートの必要性や必要とするサポート内容“についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。

周年担当者ならではのお困りごとは、自分が実際に担当者になった時のことが想定できて、大変参考になりました!
また、必要とするサポート内容や支援会社の選定ポイントも、リアルな結果で興味深かったです。
今回もありがとうございました(拍手)。
たしかに、今回の内容は周年担当者ならでは実情が分かるものでしたので、支援会社の立場としても色々と考えさせられました。

次回はいよいよ最終回になります。引き続き楽しみにしてください。