当社調達部では1か月におよそ1,000件の発注作業を行っています。
発注作業は以下のフローに従って進めており、全ての工程を手作業で対応していたことから担当者に負担がかかっていました。
■発注作業フロー:@見積書取得→A注文書発行→B注文書などの配信準備→C注文書などを配信
そこで、負担軽減のためにRPAの導入を検討し「B注文書などの配信準備」および「C注文書などを配信」について今回適用に至りました。
※「B注文書などの配信準備」および「C注文書などを配信」詳細
発注に伴う内示書または注文書を、仕様書と一緒に一つのファイルにまとめてパスワードをかけ取引先へ配信する作業です。
調達発注システムから 内示書や注文書を発行 |
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発行した内示書または注文書と 仕様書を取引先ごとに一つの ファイルにまとめパスワードをかける |
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取引先へパスワード付きファイルを配信する (パスワードは別経路にて授受) |
複数人で延べ80時間/月かけて |
調達発注システムから内示書や 注文書を発行仕様書とともに フォルダへ格納する |
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RPA導入後はロボットが 4回/日で処理を実施 フォルダに格納された内示書または 注文書と仕様書を取引先ごとに 一つのファイルにまとめ パスワードをかける |
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ロボットが取引先へ パスワード付きファイルを配信する (パスワードは別経路にて授受) |
16時間/月で1,000件が完了 |
当初約80時間かかっていた作業が、RPA導入により約16時間(約1/5)へ短縮しました。
手作業からロボット処理になったことで担当者の作業負担が減り、コア業務へ注力することができています。
また、誤配信などのリスク低減にも役立っています。
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