記念誌の制作を進めるにあたり、
@最初に、“制作の目的・内容・対象”といった編集にあたっての基本方針を定め、予算感の確認をするためにお客さまとのヒアリングを実施しました。
A次に、ヒアリングの内容を踏まえてページイメージが分かる「基本仕様とページ構成案」を作成し、ご提案。お客さまに内容をご確認いただき、修正点・変更点などを反映し、再提案する作業を数回繰り返しました。
B最終的に、「若手にも参加してもらいたい」「近年のプロジェクトやサービスについて掲載したい」というお客さまのご要望も反映したページ構成で、A4サイズ 32ページの記念誌にすることに決まりました。
なお、予算やスケジュール等のご都合も踏まえ、お客さまにどこまで携わっていただくかについて相談し、“お客さま側で原稿を準備し支給いただく部分”と“当社で原稿を書き起こす部分”とに分けて作業をするご提案をしました。
項目 | 想定ページ数 | |
---|---|---|
1 | 表紙 | 1ページ |
2 | 目次・中扉 | 2ページ |
3 | ご挨拶 | 2ページ |
4 | ご祝辞 | 2ページ |
5 | 歴史編 | 6ページ |
6 | 近年の主な実績(プロジェクトやサービスについて掲載) | 2ページ |
7 | 思い出アルバム | 2ページ |
8 | 創立50周年式典アルバム | 2ページ |
9 | これまでの歩み | 2ページ |
10 | これからの歩み(次世代を担う若手・中堅社員座談会を掲載) | 6ページ |
11 | 資料編 | 3ページ |
12 | 奥付 | 1ページ |
13 | 裏表紙 | 1ページ |
お客さまとの打ち合わせで決めた作業分担に基づいて、お客さま側で対応していただく部分の写真と原稿を準備していただきました。
原稿を準備していただくにあたり、当社では次のようなサポートをさせていただきました。
@「近年の主な実績」部の原稿について:ページの枠組み(フォーマット)をご提供し、スムーズに作業が進められるようにご支援。
A「これまでの歩み」部の原稿について:ヒアリングシートを作成しご提供。メッセージをいただく関係者の方々が本シートに記入することで、原稿作成を進められるようにご支援。
なお、写真についてはお客さま側で掲載したい画像を選定のうえ、ご提供いただきました。
写真や原稿の準備ができたページから順に、制作や編集の作業を進めました。制作過程(進捗状況)を随時お客さまと共有することで、進み具合のご確認や掲載内容の理解を深めていただくように努めました。
また、「次世代を担う若手にも参加してもらいたい」というお客さまのご要望にお応えする企画として“若手・中堅社員の座談会”を実施しました。「過去」「現在」「未来」の3つのテーマについて6名の従業員に語っていただく内容で、座談会の終盤にはサプライズとして社長に登場していただきました。
座談会は写真撮影も含め、約2時間行いました。本企画につきましては、企画検討からヒアリングシート(取材の目的や聞き取りの内容)の作成と確認といった事前準備、座談会の実施、その後の原稿書き起こし、編集作業までをトータルでご支援させていただきました。
誤字や脱字、表記ゆれのチェックだけでなく、文章表現のご提案も行い、お客さまと丁寧にすり合わせながら仕上げていきました。
内容やデザインがまとまった段階で、当社の専門スタッフによる校正・校閲の作業を経て、最初の原稿(初校)をお客さまに提出。お客さま側で確認していただいた内容をお戻しいただき、反映した原稿(再校)を再度確認いただく作業を経て、最終確認(念校)を行いました。お客さま側の確認で問題がないと判断いただき最終原稿として完成。その後、印刷作業の工程を経て無事納品いたしました。
「周年社史・記念誌の制作にあたって押さえておくことは‥」
周年社史・記念誌の制作にあたって、参考になるポイントをご紹介します!