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味の素エンジニアリング
株式会社 様
創立50周年記念誌
(デジタル版含む)制作

企業情報
味の素エンジニアリング株式会社は、1973年の創立以来、主に食品工場建設に関するコンサルタントから計画・設計・建設工事・設備保全に至るまでの総合エンジニアリングを提供するエキスパートとして味の素グループ内外で豊富な実績を重ね、2023年に創立50周年を迎えました。
コンセプト(キャッチフレーズ)
「未来をエンジる」食の未来を支えて、次の50年へ
※お客さま側で案を社内公募、投票で決定
実施内容
記念誌(デジタル版含む)制作
スケジュール

「記念誌制作」

制作期間:7か月

※上記のスケジュールはおおよその期間です。

実施企業コメント

Q.周年事業を検討する際、何をテーマにし、どのような点にこだわりましたか?
A.「50年間を振り返り、次の50年に向け一体感をもってスタートする」をテーマとし、社員のエンゲージメント向上につなげるという点にこだわりました。
Q.周年事業を実施するにあたり、どのような課題があり、どう対応されましたか?
また、ご担当者として進めていくうえでどのようなことに苦労されましたか?
A.記念誌の作成にあたっては、古い写真データ(建設現場・会社イベント・職場懇親会など)がほとんど残っておらず、過去の記念誌(20周年、35周年)からスキャンして掲載するという方法で対応しました。また、約7か月という短い制作期間の中で、関係者への原稿依頼やデータ収集に苦労しました。
Q.当社にご依頼いただいたのは何が決め手でしたか?
A.豊富な実績と、タイトなスケジュールの中でもご対応いただけることが決め手となりました。
Q.周年事業を実施するにあたり、今回のサービスメニューを選んだ理由は何ですか?
A.他の周年事業(記念品配布、周年式典)は自社にて企画運営が可能でしたが、記念誌の作成・発行については、スケジュール管理を含め、ノウハウが必要と判断し選びました。
Q.周年事業の実施効果、従業員や関係者からの反響、その後の変化など実感できたものはありますか?
A.社内の歴史を振り返ることができ、かつ近年の建設実績や若手社員座談会など、50周年の重みと次なる50年に向け、従業員の一体感・エンゲージメント向上に寄与できたと思います。また、歴代の先輩方にも配布したのですが、現役社員と歴代の先輩方の間でも話の種になっているそうです。

創立50周年記念誌制作の流れ

1.編集方針の設定

記念誌の制作を進めるにあたり、
@最初に、“制作の目的・内容・対象”といった編集にあたっての基本方針を定め、予算感の確認をするためにお客さまとのヒアリングを実施しました。
A次に、ヒアリングの内容を踏まえてページイメージが分かる「基本仕様とページ構成案」を作成し、ご提案。お客さまに内容をご確認いただき、修正点・変更点などを反映し、再提案する作業を数回繰り返しました。
B最終的に、「若手にも参加してもらいたい」「近年のプロジェクトやサービスについて掲載したい」というお客さまのご要望も反映したページ構成で、A4サイズ 32ページの記念誌にすることに決まりました。

なお、予算やスケジュール等のご都合も踏まえ、お客さまにどこまで携わっていただくかについて相談し、“お客さま側で原稿を準備し支給いただく部分”と“当社で原稿を書き起こす部分”とに分けて作業をするご提案をしました。

■ページ構成(項目と想定ページ数)

項目 想定ページ数
1 表紙 1ページ
2 目次・中扉 2ページ
3 ご挨拶 2ページ
4 ご祝辞 2ページ
5 歴史編 6ページ
6 近年の主な実績(プロジェクトやサービスについて掲載) 2ページ
7 思い出アルバム 2ページ
8 創立50周年式典アルバム 2ページ
9 これまでの歩み 2ページ
10 これからの歩み(次世代を担う若手・中堅社員座談会を掲載) 6ページ
11 資料編 3ページ
12 奥付 1ページ
13 裏表紙 1ページ
最初に方針をしっかりと固めることで、その後の制作がスムーズに進みます!
当社はお客さまとの打ち合わせの際に「何の目的で作るのか」「どのような内容にしたいのか」「対象は誰か」などをヒアリングし、要件定義を共に行います。
当社 周年スタッフからのアドバイス

2.写真・原稿の準備

お客さまとの打ち合わせで決めた作業分担に基づいて、お客さま側で対応していただく部分の写真と原稿を準備していただきました。

原稿を準備していただくにあたり、当社では次のようなサポートをさせていただきました。
@「近年の主な実績」部の原稿について:ページの枠組み(フォーマット)をご提供し、スムーズに作業が進められるようにご支援。
A「これまでの歩み」部の原稿について:ヒアリングシートを作成しご提供。メッセージをいただく関係者の方々が本シートに記入することで、原稿作成を進められるようにご支援。

なお、写真についてはお客さま側で掲載したい画像を選定のうえ、ご提供いただきました。

お客さま側で原稿を準備される部分は、どう進めて良いか分からず、なかなか進まないこともあります。当社はページの枠組み(フォーマット)を作成・提供することで、お客さまが原稿を書きやすいようにします。また、お客さまの準備状況を随時フォローすることで、スケジュール通りの進行を支援します!
当社 周年スタッフからのアドバイス

3.制作・編集・企画ページ進行

写真や原稿の準備ができたページから順に、制作や編集の作業を進めました。制作過程(進捗状況)を随時お客さまと共有することで、進み具合のご確認や掲載内容の理解を深めていただくように努めました。
また、「次世代を担う若手にも参加してもらいたい」というお客さまのご要望にお応えする企画として“若手・中堅社員の座談会”を実施しました。「過去」「現在」「未来」の3つのテーマについて6名の従業員に語っていただく内容で、座談会の終盤にはサプライズとして社長に登場していただきました。
座談会は写真撮影も含め、約2時間行いました。本企画につきましては、企画検討からヒアリングシート(取材の目的や聞き取りの内容)の作成と確認といった事前準備、座談会の実施、その後の原稿書き起こし、編集作業までをトータルでご支援させていただきました。

「記念誌の制作は初めて」というお客さまが多いので、形になったものをひとつずつ細かく共有し、コンテンツの中身を理解していただきながら進めていくように気を配っています。
また、当社でできる部分は早めに作業を進め、お客さまのスケジュールも随時伺いながら調整して進行します。
当社 周年スタッフからのアドバイス

4.校正・校閲・最終確認

誤字や脱字、表記ゆれのチェックだけでなく、文章表現のご提案も行い、お客さまと丁寧にすり合わせながら仕上げていきました。
内容やデザインがまとまった段階で、当社の専門スタッフによる校正・校閲の作業を経て、最初の原稿(初校)をお客さまに提出。お客さま側で確認していただいた内容をお戻しいただき、反映した原稿(再校)を再度確認いただく作業を経て、最終確認(念校)を行いました。お客さま側の確認で問題がないと判断いただき最終原稿として完成。その後、印刷作業の工程を経て無事納品いたしました。

校正・校閲は専門的な知識やスキルを要する作業です。当社には専門性をもったスタッフがいるため、誤字・脱字や表記ゆれを徹底的にチェックいたします!
原稿が完成したら、印刷・製本・出荷前検査ののち、いよいよ納品となります。
当社 周年スタッフからのアドバイス