ページの本文へ

Hitachi

サクッと読める!
周年お悩み相談コラム

第9回 「周年事業の成功に欠かせない
従業員の協力を得るには‥」

従業員と一緒につくる周年事業の進め方についてご紹介します!

Point1周年事業の意義を社内に浸透させるためには?

まもなく周年記念を迎えますが、これを機会に周年事業の意義を社内に浸透させて、会社としてステップアップをはかりたいと考えています。そのためにはどう進めていけばよいでしょうか?
周年事業の成功には従業員の協力が欠かせませんので、今回はこのことについてお話しさせていただきたいと思います。
“従業員の協力が思うように得られない”のにはいくつか理由が考えられます。
例えば、次のようなことです。

■従業員の協力をうまく得られない主な理由

主な理由の例
・周年事業に対する従業員のモチベーションが低い、従業員の一体感がない
・一部の関係者だけが知っていて、情報が全従業員に共有されていない
・何のために周年事業を実施するのか、従業員に理解されていない
・古めかしい(時代の変化に合っていない)内容になっており、従業員が共感を持てない
準備を進めていくにあたり、貴社がどのような理由に当てはまりそうなのかを想定し、それに対応していくことが重要になります。
分かりました。
まずは、“周年事業に対する従業員の意識”を確認するところから始めたいと思います。

Point2社内の協力を得るために実施することは?

従業員の協力を得るのが難しい理由は分かりましたが、どのように解決していけばよいでしょうか?
教えてください。
かしこまりました。
周年事業を進めるにあたって、従業員の協力を得るためにどのように対応していけばよいのか、例をご紹介いたします。

■従業員の協力を得るための対応例

従業員の協力をうまく得られない理由 具体的な対応例
周年事業に対する従業員のモチベーションが低い、従業員の一体感がない ・社長メッセージを発信して、モチベ―ションや一体感の醸成につなげる
周年に関する従業員交流の場(社内SNSなど)を設ける
一部の関係者だけが知っていて、情報が全従業員に共有されていない ・社内報、イントラや社内ポータルサイトなどを活用して情報共有する
何のために周年事業を実施するのか、従業員に理解されていない ・目的や意義を明確にし共有する
参加者である従業員に積極的に意見を出してもらい、当事者意識を高めていただく
古めかしい(時代の変化に合っていない)内容になっており、従業員が共感を持てない ・実行委員会のメンバーは社内の各部門から幅広く集め、計画段階から加わってもらい、施策内容を時代に合ったものや自社の状況に合わせたものにしていく
具体的な対応策がよく分かりました。
例を参考にし、従業員の協力を得られるように進めていきたいと思います。
その通りですね。従業員のモチベーションを維持し、高めていくことも忘れずに実施しましょう。

Point3従業員参加型の周年行事の企画とは?

従業員に参加してもらい、周年記念を盛り上げていきたいのですが、どのような企画がありますか?

周年記念行事は、その企業が社内外の関係者に感謝を伝える場でありますが、従業員の気持ちをひとつにし、モチベーションを高めるチャンスでもあります。
従業員が一緒になって記念誌や記念品をつくったり、多くの従業員が参加し楽しんだりすることは“エンゲージメントの向上”にもつながりますのでおすすめです。
実際にお客さまが行われた具体的な事例は、次の通りです。

従業員が自らつくりあげ、参加してお祝いする周年記念行事、素敵ですね。
ぜひ検討してみたいと思います。
周年事業の成功にとって、“従業員の認知と参画”は何より重要です。従業員の意識はすぐに変わるものではないため、繰り返し訴求することが必要です。
一方で、多岐にわたる作業の負担を軽減し、効率とクオリティを両立させるためには、専門的なノウハウを持つパートナーとの協働作業も必要になります。

当社では企画段階からアフターフォローまで、お客さまへ寄り添ってサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。